シルクロード文化の中心地・中央アジアの刺繍(スザニ)を見たい!
「日本とアジアの工芸」を収集方針の一つとして掲げる当館は、主に旧ソ連領中央アジアの染織200件以上を所蔵し、世界的にも優れたコレクションとして知られています。
その中から、中央アジアの広い地域で主にウズベク人やタジク人によって制作された、壁掛けや掛け布、礼拝布として用いられてきたスザニと呼ばれる刺繍布をご紹介します。
うねる蔓草や咲き誇る花々、アーモンドなどの植物文様あるいは天空に輝く月などを一面に絹糸で刺繍した色鮮やかな世界をお楽しみください。