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生誕100年記念 「楠部彌弌展―陶華70年のきらめき」
平成9(1997)年12月5日(金)~平成10年1月15日(祝)
主催 広島県立美術館、毎日新聞社
後援 文化庁、日本放送協会広島放送局、中国放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島テレビ
入場料 一 般  800円(700円)
高・大学生 500円(400円)
小・中学生 200円(100円)
( )内は20名以上の団体料金
入場者数 4,035人
内容 楠部彌弌は、明治30年に京都に生まれ、製陶技術を京都市立陶磁器試験場付属伝習所に学んだ。大正9年には作陶家集団「赤土社」を結成し、芸術としての陶芸を追求する姿勢を明らかにした。同時に中国、朝鮮や日本の伝統的な焼き物を深く研究し、幅広い表現が現代的感覚によって創作された。なかでも、彩土を幾層にも重ねて文様を表現した「彩エン」で知られている。
帝展、日展といった展覧会を中心に活躍しながらも、後進の指導に情熱を傾け、多くの陶芸家の育成に尽力した。昭和37年日本芸術院会員となり、昭和53年文化勲章受賞、昭和59年87歳没。京都の陶芸界の中心的役割を果たした作家の初期から晩年にいたる作品を回顧し、色紙、スケッチなど楠部芸術理解を補助する資料を合わせて展示することで、戦後陶芸の一潮流を紹介するものである。(本展担当者:福田浩子)
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関連事業
講演会 日時 12月13日(土)14:00から
演題 「楠部彌弌―その人と芸術―」
講師 今井政之(陶芸家)
ギャラリートーク 日時 12月21日(日)14:00から
講師 当館学芸員
主要関連記事 《新聞記事》
毎日新聞1997年12月11日、13日、18日、20日、1998年1月6日、1月9日
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カタログ内容 開催にあたって
ごあいさつ・・・・楠部敦子
楠部彌弌の陶芸・・・・乾由明
陶華70年のきらめき―楠部彌弌の作陶人生・・・・松原龍一
図版
対談:土と火にかける
随筆:陶心・・・・楠部彌弌
関連用語解説
参考文献
年譜
作品リスト
主な展覧会出品歴
図録販売終了しました
展覧会巡回先 大丸東京店 (平成9年8月14日~8月25日)
下関 大丸 (10月15日~10月27日)
大丸心斎橋店(10月30日~11月4日)
大丸 京都店(11月6日~11月18日)
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