「東南アジア―近代美術の誕生」展 | ||||
平成9(1997)年6月17日(火)~7月13日(日) | ||||
主催 | 広島県立美術館、美術館連絡協議会、読売新聞大阪本社 | |||
後援 | 外務省、文化庁、インドネシア共和国大使館、マレーシア大使館、フィリピン共和国大使館、シンガポール共和国大使館、タイ王国大使館、ベトナム社会主義共和国大使館、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送 | |||
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入場料 | 一般 800円(700円) | |||
高・大学生 500円(400円) | ||||
小・中学生 200円(100円) | ||||
( )内は20名以上の団体料金 | ||||
助成 | 国際交流基金 | |||
協賛 | 花王株式会社 | |||
入場者数 | 3,467人 | |||
内容 |
近年、アジアの現代美術が注目を集め、国内でも紹介する機会が増えてきました。しかしこれまで、その現代美術を生み出す基礎となった近代美術の紹介という意味では、日本と関係の深い東南アジア地域でさえ、十分にはされてこなかったと言えるでしょう。アジアの近代美術に対する十分な理解を欠いたいままででは、最新の流行として現代美術をとリあげることはできても、本当の意味で作品を理解することは難しいのではないのでしょうか。 今世紀初め、ほとんどの国が、西欧列強の植民地支配下にあった東南アジア。独立と自由を求め、自分たち自身の国家の実現を目指した多くの人々の中で美術家もまた、西洋美術に多くを学びながらも、自分たち自身の美術表現を懸命に模索しました。こうした作家たちの活動は、時を経て、やがて大きなうねりとなり、さらには各国ことの現代美術を創出する力へとつながっていきます この展覧会では、東南アジア地域を舞台に今世紀前半にくりひろげられた近代美術誕生のドラマを中心に、近代美術誕生の前夜ともいえる19世紀末から1960年前後まで、太平洋戦争や独立戦争などの混乱の時代を挟んで、近代美術がどのように成長し、どのような実りをもたらしたのかを感じ取ってもらいたいと考え、絵画、彫刻、版画など合わせて146点の作品を紹介しました。(本展担当者:角田 新) |
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関連事業 | ||||
講演会 | 7月4日(金)平山郁夫「アジアの美術の流れ」 7月12日(土)ソンボーン・ロドボーン「タイ近代美術の流れ」 |
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新聞記事 | 読売新聞 「模索からの創造―東南アジア近代美術の誕生―」7月2日から連載(10回) |
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テレビ番組 | NHK広島放送局「ひるまえフレッシュ便」 NHK BS「夜の王国」 |
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月刊誌 | 芸術新潮 美術手帳 |
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カタログ | ||||
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