はじめのページ特別展リスト>トルクメン・ジュエリー展

アジアの工芸シリーズ第2回  トルクメン・ジュエリー展 シルクロードからの贈りもの
平成11(1999)年7月13日(火)~9月5日(日)
チラシ表チラシ裏
主催広島県立美術館
後援中国新聞社,NHK広島放送局,中国放送,広島テレビ,広島ホームテレビ,テレビ新広島,広島エフエム放送
入場料一般 700円(団体600円)
高・大学生400円(団体300円)
小・中学生200円(団体100円)
入場者数9,574人
内容シルクロード上に位置する中央アジアには様々を民族と文化を見ることができますが,なかでもトルクメンのシルバー・ジュエリーはその独特の美術を代表するものとして世界的に有名です。
砂漠に生きてきた遊牧の民トルクメン人の美意識を反映したジュエリーの数々。華麗な頭飾りや胸飾り,そしてハート形の背飾り,また重量感ある腕飾りや指輪などは,清浄をあらわす素材である銀に怪我から身を守る紅玉髄(カーネリアン)を象嵌して作られています。そしてこれらは装身具として身を飾るだけではなく,護符(お守り)や財産としての意味を持っていました。しかし,ロシアの侵攻とソビエトヘの併合によって地域の歴史的・民族的な文化が崩壊し,これらの優れた工芸品はやがて城外に流出し散逸していったのです。
広島県立美術館は「アジアと日本の工芸」をテーマに掲げて事業をおこなっていますが,金工に関してほ質・数ともに世界最高といわれるスイスのクルト・グル・トルクメン・コレクションを一括収蔵しました。今回は,750点からなる全貌を関連する染織品や写真とあわせて世界で初めて一堂に展示しました。(本展担当者:福田浩子)
上へもどる
関連事業
講演会1日時 平成11年7月18日(日)14時~
テーマ「トルクメン・ジュエリー イスラム美術の華」
講師 杉村 棟(国立民族学博物館名誉教授・龍谷大学数授)
講演会2日時 平成11年7月24日(土)14時~
テーマ「シルクロードの遊牧の民 トルクメンのジュエリー」
講師 福田浩子(当館学芸員)
ギャラリートーク日時 平成11年7月16日(金),8月6日(金)11時~
講師 福田浩子(当館学芸員)
イヴニングギャラリートーク日時 7月30日(金),8月27日(金)18時~
講師 福田浩子(当館学芸員)
カタログあいさつ
「トルクメン・ジュエリー -シルクロードの砂漠にきらめく星たち-」 福田浩子
カラー図版
出品目録
ジュエリーの制作に関する技法解説
トルクメンの伝統的な衣装
トルクメン関連年表
主要参考文献
カタログ販売終了しました。ありがとうございました。
カタログ表紙
主要関連記事一般記事:
中国新聞7月13日,14日,8月17日
読売新聞 7月18日
毎日新聞(備後) 8月22日
ひろしま県民だより 7月1日
月刊しにか 8・9月号
タウン情報広島 7・8月号
レジャー広島 7・8月号
To you 7・8月号
Wink 7月号、8月号
作品解説:
産経新聞 8月1日,8日,14日,21日,24日,9月4日
上へもどる
広島県立美術館
禁無断転載
Hiroshima Prefectural Art Museum, Japan 2003
All rights reserved.