靉光と交友の画家たち | ||||
平成13(2001)年11月6日(火)~平成14(2002)年1月14日(祝) | ||||
主催 | 広島県立美術館,読売新聞大阪本社,美術館連絡協議会,広島テレビ | |||
後援 | 千代田町,千代田町教育委員会,NHK広島放送局,中国放送,広島ホームテレビ,テレビ新広島,広島エフエム放送 | |||
協賛 | 花王株式会社 | |||
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入場料 | 一般 1,100円(前売・団体800円) | |||
高・大学生 700円(前売・団体500円) | ||||
小・中学生 400円(前売・団体200円) | ||||
入場者数 | 10,895人(55日間) | |||
内容 | 靉光(1907-1946)は,広島県千代田町出身で近代日本洋画を代表するが画家です。靉光が活躍した大正・昭和の戦前期は,社会的には20世紀の縮図ともいえる激動の時代ですが,美術上でも多様な活動が活発に繰り広げられました。美術雑誌や留学を果たして帰国する画家たちを通じ,ほぼ同時代の海外の美術動向を知ることができるようになった時代でもあります。靉光もヨーロッパの画家たちに影響を受けながら自らの作風を模索し,最終的には独自の写実表現にたどり着きます。本展は,代表作を含む初期から晩年までの作品84点をとおして,その画業をたどりました。それとともに,最晩年の活動に焦点を当て,新人画会をもう一つのテーマに据えました。1943年から44年にかけて開催された新人画会展には,靉光とともに井上長三郎,鶴岡政男,大野五郎,糸園和三郎,寺田政明,松本俊介,麻生三郎ら戦後の洋画壇をリードする画家たちが参加。日本洋画史上,もっとも注目されるグループの一つです。本展では新人画会展出品作をできる限り集め,資料とともに展示し,新人画会の活動も紹介しました。(本展担当者:藤崎 綾) | |||
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関連事業 | ||||
講演会 | 日時: 11月11日(日) 14:00~ 演題: 「靉光がたどった足跡」 講師: 江川佳秀(徳島県立近代美術館主任学芸員) |
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ギャラリートーク | 日時: 11月9日(金),11月16日(金),11月23日(金),11月30日(金),12月7日(金),12月14日(金) 各回とも11:00~ | |||
関連展示 | 日時: 12月1日(土)~12月16日(日) 内容: 靉光の自画像作品にちなみ,千代田町・千代田町教育委員会他が後援でおこなった事業・自画像作品の公募展の応募作品約1,600点のなかから,受賞作品を展示。 |
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主要関連番組 | 広島テレビ: 11月8日「テレビ宣言」 NHK総合: 12月7日「ふるさと発」 NHK: 12月30日「新日曜美術館」 NHKラジオ大阪: 1月5日「ラジオ深夜便」 テレビ新広島: 11月30日「ふれあい広島」 |
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主要関連記事 | 【一般記事】 読売新聞:11月4日,11月28日 朝日新聞:11月24日 産経新聞:11月25日 中国新聞:1月10日 【作品解説】 読売新聞:11月27日,11月28日,11月30日,12月1日,12月2日,12月5日 |
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展覧会巡回先 | 岩手県立美術館 (平成14年2月23日~3月31日) | |||
カタログ内容 | あいさつ 「靉光と新人画会」 藤崎 綾 「靉光と小林源平」 斎藤里香 カタログ [靉光] 初期・研究所時代 ロウ画制作のの頃 ライオン連作から《風景[眼のある風景]》へ 東洋の影ー現実を越えた空間 《二重像》制作の頃 東洋画への関心と墨の表現 素描とカット 自画像とその周辺 [井上長三郎] [鶴岡政男] [大野五郎] [糸園和三郎] [寺田政明] [松本俊介] [麻生三郎] [資料/松本俊介『全日本美術家に諮る』資料] 「靉光“遺影”の眼が語ること」大井健地 「靉光二題」江川桂秀 年譜 新人画会展出品作品資料 主要参考文献 出品リスト | |||
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