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ポンピドーセンター&シャガール家秘蔵作品  マルク・シャガール展
平成14(2002)年10月5日(土)~12月15日(日)
主催 広島県立美術館、広島テレビ、読売新聞大阪本社
後援 外務省、文化庁、フランス大使館、広島日仏協会
特別協賛 大和証券グループ
協賛 クマヒラ、J-フォン
協力日本航空、日本通運、損保ジャパン
出品協力アオキインターナショナル 他
入館料 一般 1,300円(1,000円)
高・大学生 700円(500円)
小・中学生 400円(200円)
ペア券2,000円(前売のみ)( )内は前売・20名以上の団体料金
入場者数 92,120人(64日間)
内容 マルク・シャガールは1887年、帝政ロシアの一部であった白ロシア(現ベラルーシ共和国)のヴィテブスクに生まれた。成人してパリに留学し、第一次世界大戦とロシア革命の動乱をくぐり抜け、エコール・ド・パリの一人として高い評価を得た。その後、第二次世界大戦とナチスによるユダヤ人迫害を避けるためアメリカに亡命したが、戦後は主に南フランスに住み、1985年、サン=ポール=ド=ヴァンスで97歳の生涯を閉じた。シャガールは、キュビスムなど、フランスの前衛美術を吸収しながらも、東方ユダヤ教文化とロシア美術の造形精神をその創造の源泉とした。20世紀において、自らの出自と生まれ育った土地の記憶を生涯のモティーフとし、愛情に満ちた世界を描きつづけた画家はあまり多くない。この展覧会は、そのようなシャガールの画業とその造形の全体像を回顧することができる内容となった。なお、出品作品は、そのほとんどがシャガールもしくはその遺族によってポンピドーセンターに寄贈されたものか、現在まで遺族のもとに大切に残されているものであり、シャガールの最も愛した作品の数々を鑑賞する機会を得ることになった。(本展担当者:松田 弘) 
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関連事業
講演会 日時:10月19日(土)14時~15時30分
講師:山本容子(銅版画家)
演題:「私とシャガール」
美術講座 日時:11月3日(日・祝)15時~16時30分
講師:有木宏二(宇都宮美術館学芸員)
演題:「シャガールとユダヤ神秘主義 非-現実の狭間に架けられた希望」
主要関連番組 広島テレビ
 「glove & シャガール 絵と音楽のファンタジー」~赤と青の伝説~ 5月3日、9月28日(再放送)
 「テレビ宣言」6月4日、10月4日、10日、24日、30日、11月6日、13日、22日、29日、12月6日 
 「今日の出来事」10月5日、24日 
 「ニュース15:50」10月24日 
 「ニュースプラス 1」11月16日 
 「○マル生活研究所」9月12日、19日、10月17日、24日 
NHK
 「お好みワイド」10月3日 
 「広島ニュース」10月5日 
広島ホームテレビ 
 「Jチャン」10月5日 
テレビ新広島 
 「ふれあいひろしま」10月25日、26日(再放送) 
広島FM 
 「昼ワイド」9月25日、11月7日 
 「音楽美術館」10月20日
主要関連記事 《一般記事》
読売新聞10月5日、9日、11日、12日、13日、16日、18日、19日、20日、25日、11月17日
※9日から19日は、作品解説の連載(全7回)
中国新聞11月28日
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カタログ内容
「国から国へ…村から村へ」ジャン=ルイ・プラット
「シャガールの言葉」ディディエ・シュルマン
「シャガールとロシア美術 創造の源泉としてのイコンとルボーク」松田弘
図版
第1期ロシア時代(1887-1910)「ヴィテブスクからサンクト・ペテルブルグへ」
第1期パリ時代(1910-1914)「前衛美術との出会い」
第2期ロシア時代(1914-1922)「結婚、 そして戦争と革命の中で」
第2期パリ時代とアメリカ(1923-1948)「安定した生活から戦争、そして亡命へ」
南フランスの時代(1948-1985)「20世紀最後の巨匠、その名声と死」
作品解説
「美しき「器」の形象ーシャガールとユダヤ神秘主義」有木宏二
年譜
日本語参考文献
図録販売終了しました
展覧会巡回先 東京都美術館(平成14年4月20日-7月7日)
新潟県立近代美術館(平成14年7月20日-9月23日)
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このページの制作協力:広島県立美術館友の会ボランティア

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