夏休み・子どものためのプログラム2007


夏休み・子どものためのプログラム

平成19年度第2期所蔵作品展

平成19年度第2期所蔵作品展(7月24日~10月14日))では,
子どもたちのためにミニ・プログラムを準備しました。
児童・生徒のみなさんが来てくれることを楽しみに待っています。
また,小・中・高等学校における夏休みの課題等として活用していただければ幸いです。

★★テーマ★★
なつ・びじゅつかんでしぜんかんさつ
夏・美術館で自然観察

丸木位里「池」
夏,海や山の自然がかがやく季節です。そして,夏休みは,朝顔の成長記録,気象や天体の観測日記など児童・生徒のみなさんが様々な自然の姿を学ぶ機会でもあります。

また,おだやかで美しく,豊かな自然環境にめぐまれた日本では,自然をテーマにした芸術作品が数多く作られてきました。それらには,自然の植物や動物を見つめる,芸術家たちのあたたかいまなざしが感じられます。

でも,最近では,地球の気温がだんだん高くなったり,ブラックバスなどの外国の生き物が増えて,日本に昔から住んでいた生き物がいなくなったり,みなさんの回りの自然にもちょっと気になる変化が起こっていませんか?

そこで,広島県立美術館2階(ここには広島県立美術館が所蔵する作品を展示しています)の最初の展示室(彫刻展示スペース)では,「(1)生命を育む水辺 (2)昆虫 (3)草花 (4)瀬戸内海 (5)天体観測 (6)自然に抱かれて生きる私たち」をテーマに,芸術作品を通して自然を見つめ直し,そのかけがえのない大切さを考えてみたいと思います。

展示作品は,猪原大華「池」,丸木位里「池」(上図),菅井汲「星座I~XII」(下図),吉田博「瀬戸内海集」(下図),林政治「夕映」,今井政之「象嵌赫窯瀬戸の幸大皿」などです。

吉田博「光る海」
その1 ガイドブック
広島県立美術館を紹介し,「夏・美術館で自然観察」の展示を解説するガイドブックを作りました。(対象は小学校高学年以上をイメージに作りました。)

展示の期間中,館内で配布します。
リソグラフによる単色刷りで,A5判8ページの小冊子です。

児童・生徒への事前配布を希望する場合等は,当館(担当:学芸課 宮本)にご相談ください。

猪原大華「虫」その2 作品募集
展示作品のひとつ,猪原大華の「虫」(右図)を題材とした作品を募集します。

この作品には,きりぎりすやあげはちょうなどおなじみの夏の虫たちが描かれています。夏の虫たちを見て思い浮かぶ夏のイメージや思い出を,「ぬりえ+言葉(詩,川柳,手紙,など自由)」で表現してみませんか?
できた作品は美術館受付に渡したり,郵送するなどしてください。
応募作品は10月14日まで館内に展示し,ユニークな作品は当館ホームページに掲載し,掲載作品から抽選で粗品を進呈するなどします。

応募作品の発表はこちら

詳しくは応募用紙をダウンロードして御覧下さい。
応募用紙はA5判両面・単色刷りのハガキ様の用紙ですが,添付のPDFファイルではA4判で2枚連続・表裏の原稿(図版カラー)となっています。
応募用紙は館内に準備していますが,PDFファイルから印刷するときはA4判画用紙等の両面に単色印刷し,半分に切って使用してください。(応募ハガキPDF47KB)

菅井汲「星座VIII(さそり座)」その3 ギャラリーガイド
所蔵作品展では,毎日午後2時から広島県立美術館友の会ボランティアによるギャラリーガイド(作品解説)を実施しています。

土・日曜日と祝日には午前11時からも実施しています。
特に,毎月第4土曜日の午前11時からのガイドは子ども達と保護者の方々を対象とする「親子ギャラリートーク」と位置付けています。

ガイドと参加者が会話を交わしながらの楽しくわかりやすい解説です。
児童・生徒のみなさんの参加を待っています。

その他
広島県立美術館2階の所蔵作品展示室入口ロビーに,広島県立美術館と広島県立美術館友の会が協力して作った,作品をもっと楽しんでいただくためののゲームを準備しています。作品を見る前に,ゲームでウォーミングアップしてみませんか?


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